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E3PA 平成25年度定時総会
来年の10周年に向け、新たな事業展開を推進

環境保護印刷推進協議会(E3PA)は平成25年6月28日、東京・新宿区袋町の日本出版クラブ会館にて、「平成25年度定時総会」を開催しました。

E3PA 平成25年度定時総会


総会はすべての上程議案を承認しました。新年度は高度な事業基盤の確立と安定した運営の継続を目指して、会員の拡充のために新たな付加価値サービスの提案と充実をはかっていくことが打ち出されています。

総会は松浦会長は昨今の環境問題に触れながら、協議会運営の意気込みをふれながら「胆管がんの大きな問題が報道され、印刷業界は環境に対する対応を強く求められている。このような社会情勢のなか、わたしたち環境保護印刷推進協議会はことし9年目迎えました。

2年前の新「登録基準」により、いち早く環境問題に取り組み、理解と協力を得てきました。今後は会員各位もとともに、来年の10周年に向け、新たな事業展開を推進していきたい。」と結びました。

これまでE3PAは「クリオネマーク(環境保護印刷マーク)」に基づく認証登録制度を厳格に運営しながら、環境経営を日常のビジネス戦略に結び付け、会員企業が実践されている環境貢献に有益となるさまざまな事業をすすめてきました。平成25年度事業計画案では、平成23年度より施行している「CO2削減貢献度認証制度」と「デジタル印刷認証制度」を、前年度に作成した導入マニュアルや積極的な普及活動を通じて、従来の「オフセット印刷認証制度」と並ぶ3本柱の事業として推進をしていくことになりました。

CO2排出量の削減とデジタル印刷対応をキーワードとする環境貢献への取り組みは、生産活動や提案営業にきわめて有効と考えており、今年度はとくにデジタル印刷がいかに環境保護に貢献しているかを研究し、それに基づき会員各位の取り組みを支援していくことになりました。

広報活動では、「JGAS2013」にも参画し、業界関係者にE3PAの認証制度の価値をPRし、会員企業の存在感の向上と、会員の拡大に資する。また、「Webインフォメーション」をはじめとする多様な媒体を駆使して、環境関連の情報を協議会会員や業界内外に発信していくことに努めます。

総会のあとは翻訳家・東京理科大学、法政大学非常勤講師の門脇仁氏をむかえ「いま、生態系に何を学ぶか~環境新時代の適応戦略と危機管理~」と題し、記念講演会を開きました。

更新日:2013年7月3日