
環境保護印刷推進協議会(E3PA、松浦豊会長)は、9月21日から27日まで東京ビッグサイトで開催された国際的な総合印刷機材展「IGAS2007」の会場内で行われた「印刷コラボレーション展」に出展し、業界内外に向けて最近の取り組みをPRした。

今回は9月20日に刊行した『クリオネ・レポート』(環境保護印刷白書 平成19年版)と10月から募集を開始する「准会員制度」を紹介するともに、正会員の手がけたクリオネマーク入りのカタログ、名刺、ポスター、冊子、封筒など印刷サンプルを数多く展示。さらに協賛会員の提供する環境対応製品や推奨製品のカタログを無料配布した。
また、24日昼には、IGAS2007展会場に隣接する東京ファッションタウンビル東館で「会員交流のひととき」を開き、正会員、協賛会員ら約40人が情報交換した。
当日は永井徹E3PA理事の司会で進められ、あいさつに立った松浦E3PA会長は「活動2年間という短期間で約120社にご加入いただいたことに心からお礼申し上げる。世界的に環境問題への対応が求められるなか、当協議会もさらに認証登録基準の高度化に努めたい。とくにVOCの発生量が多い洗い油に関しては、今年度もしくは来年度には明確な基準を決めて認証基準に加えるなど、もう一歩グレードを上げてクリオネマーク認証制度を進めていければ、本当の意味で、環境に対応する印刷物が作れるのではないか。ぜひ、新しい基準作りに挑戦したい」と述べ、会員に理解と協力を求めた。
このあと、福田光明E3PA副会長の発声で乾杯した。会場には、正会員の手がけたクリオネマーク入りの印刷サンプルも展示されるとともに、クリオネマークの活用事例報告では、奥村印刷(株)・小野克巳執行役員と関東印刷(株)・井福哲治生産部長が自社の取り組みについて具体的に紹介するなど、参加者にとって有意義なひと時となった。

「IGAS2007」の『印刷コラボレーション展2007』に出展しました、わたしたち「環境保護印刷推進協議会(E3PA)」のブースににお越しいただきましてありがとうございます。
環境保護印刷推進協議会(E3PA、松浦豊会長)は、6月28日、午後二時から東京・一ツ橋の如水会館で平成19年度定時総会を開き、オフ輪バージョン認証登録の推進、認証登録基準の高度化、会員資格条件の整備を柱とする19年度事業計画を決めた。さらに九月に東京ビッグサイトで開催されるIGAS2007のコラボレーションエリアに出展し、同認証制度の一層の浸透を図る。
総会は永井徹理事の司会進行、福田光明副会長の開会あいさつで始まった。
冒頭あいさつに立った松浦会長は「厳しい経営環境の中、差別化するためには(環境保護印刷のような)お客様に新しい情報を提供するなど、先見性をもってお客様に満足してもらえるものを提供していくことが必要ではないか。当協議会も皆様の賛同を得て、短期間で正会員、協賛会員合わせて110数社にまで拡大した。今後も皆さんの期待に応えられるものを打ち出せるかが今年の大きな課題である。そこで今年度は新たに制定したオフ輪バージョンの適用に力を注ぐとともに、生産工場を持たない企業にも門戸を開くための会員資格条件の見直しを行い、新たな枠組みを検討していきたい」と抱負を述べた。
このあと、松浦会長を議長に選任して議案審議に入り、平成18年度事業報告書ならびに収支決算報告書承認の件、平成18年度剰余金処分案承認の件、平成19年度事業計画案ならびに収支予算案承認の件など、上程議案をいずれも原案どおり承認した。
設立三年目に当たる19年度は、(1)「環境保護印刷マーク」認証制度の普及と加入促進 (2)オフ輪バージョン認証登録の推進 (3)対応・推奨製品リストの整備 (4)認証登録基準の高度化 (5)会員資格条件の整備 (6)「環境経営」活動に資する各種情報の提供 (7)目的に沿うその他の活動--の七項目に及ぶ事業計画に取り組む。
このうち、オフ輪バージョン認証登録の推進では、オフ輪バージョンの施行に伴い、関連する事項を追加するなど、マーク使用ルールを改訂する。
会員資格条件の整備では、新たに「准会員」制度の新設を検討する。これは生産設備、印刷工場を持っていない製版・印刷会社、企画会社にも加入の門戸を開くのが狙い。会員企業へのアウトソーシングを絶対条件とすることで、会員の加入メリットを高める。また、入会する際には会員の推薦書のほか、正会員企業以外の印刷会社に発注した時にはマークを掲載しない旨の誓約書を提出させることを条件とする考え。
このほか、目的に沿うその他の活動では、クリオネセミナーの定期的巡回開催、LCA評価の実現性に関する研究、印刷受注獲得への支援(営業マン向け啓発ツールの作成)、業界主催の展示会への出展ならびに会員交流会の開催、印刷関連団体や得意先業界との情報交換、工場見学会(協賛会員主催・協議会後援)実施への支援を計画している。
また、9月21日から27日まで、東京ビッグサイトで開催されるIGAS2007会場内で設営される「印刷コラボレーション展」(主催・全印工連/東印工組)に出展するとともに、全国の会員が一同に介する絶好の機会として、会期中のクリオネセミナー、会員交流会の開催を検討する。
さらに、環境経営活動に資する各種情報の提供として、『印刷環境白書』(仮題)を作成する。2年間の活動成果として、印刷産業における環境保護の現状および最新情報が一目でわかるような年次白書としての性格を持たせる。今年9月のIGAS2007に合わせて発行する予定。
19年度収支予算は832万円。18年度決算で発生した剰余金82万円を全額次期繰越金とし、その一部を環境保全基金として公の環境保全事業団体へ寄付する。今後、理事会などで寄付先の選定および寄付金額などを検討する。
総会終了後、午後3時から記念講演会が行われ、さらに、5時から別室で行われた懇親会には、講師も参加し本人から直接、極意を聞くなど参加者らは有意義なひと時を過ごした。

環境保護印刷推進協議会(E3PA、松浦豊会長)は6月28日、東京・一ツ橋の如水会館で平成19年度定時総会記念講演会を開催した。「次の手“環境コミュニケーション”の極意--社会貢献の企業姿勢を顧客にどう伝えるか」をテーマに、環境コミュニケーション・アナリストの遠藤堅治氏から、企業の事例紹介を交えながら、いかに上手にコミュニケートしたらいいのかの秘訣を学んだ。約80人が参加した。