※E3PA特別講演会「今こそ取り組むべき《省エネ》の課題と対応策」は終了いたしました。
東日本大震災の後、節電と省エネ化がこれまでにも増して強い社会的要請となり、産業界においても、効果的な対策の検討とその実行に力を注がなければならない状況となっています。ソーラーシステムをはじめとする自然エネルギー活用の新技術、省資源・省エネ型システムやエコ製品が次々と開発され、新しい市場と産業が生み出されようとしています。
その一方では、再生エネルギー買い取り価格の上昇や地球温暖化対策税(環境税)の導入など、直接的な節電では対応し切れないほど、企業経営に与える影響は深刻さを増しています。設備レベルの《節電対策》から、工場の運営、事業活動の仕組みづくりを含む高度な《省エネ対策》へと、企業に求められる環境対応は刻々と姿を変え、私たち印刷会社にも新たなかつ具体的な取り組みを迫っています。
環境保護印刷推進協議会ではこのような機を捉え、「今こそ取り組むべき《省エネ》の課題と対応策」をテーマとする『特別講演会』を、別掲の実施要領で開催することになりました。
当日は「科学の目で考える合理的な省エネルギー対策」と題する『基調提言』を、斯界の権威から聞くことといたします。そこでは、今、着眼しなければならない環境課題と実行すべき目標、科学的分析に基づく自社独自の対策について、詳細にお話しいただく予定です。
当日はまた、『トップマネジメントで進める節電・省エネ対策」について、第一線に立つ専門家の指導を受けることになっています。環境問題に関する新しい動きがあるなかで、生産管理の徹底やコスト削減をベースとする継続的な対応策として重視されている《エネルギー・マネジメント》の考え方に焦点を当てていただきます。
合わせて、この9月にドイツのベルリン市で開催された「エコプリント2012」の状況と、ヨーロッパにおける環境保護の新しい動きを視察されてきた方からの『視察報告』をお聞きすることといたします。この「エコプリント2012」は、持続可能な印刷ビジネスに焦点を当てた世界初の環境展であり、印刷業界にとって価値ある情報が発信されました。
従来とは角度を変えて環境問題を考えるこの『特別講演会』は、印刷業界への“提言”という意味合いももっています。会員企業の関係者はもちろんのこと、印刷業界の各方面からも多くの方々にご参加いただけますよう、ご案内申し上げます。
環境保護印刷推進協議会
東京都中央区新富1-16-8 (株)日本印刷新聞社内
電話:03-3553-5681 FAX:03-3553-5684
■ 開催要領
名 称 | : | E3PA特別講演会 |
主 催 | : | 環境保護印刷推進協議会 |
協 賛 | : | 社団法人 日本印刷産業連合会 |
日 時 | : | 平成24年11月26日(月) 午後2時00分〜5時15分※受付開始 午後1時30分 |
会 場 | : | TKP東京八重洲カンファレンスセンター 東京都中央区京橋2-3-19TKP八重洲ビル TEL:03-6202-6100 【アクセス】 JR東京駅(八重洲口)徒歩5分 東京メトロ・銀座線 京橋駅(7番出口)徒歩2分 |
テーマ | : | 「今こそ取り組むべき《省エネ》の課題と対応策」 |
定 員 | : | 100人(定員になり次第、締め切らせていただきます) |
聴講料 | : | 無 料 |
■ 講演プログラム
- 基調提言 (14:10〜15:40)
「科学の目で考える合理的な省エネルギー対策」
講 師 株式会社環境エネルギー総合研究所 代表取締役社長
工学博士 大庭 みゆき氏 - 実務研修 (15:50〜16:30)
「トップマネジメントで進める節電・省エネ対策」
講師 東京都地球温暖化防止活動推進センター
センター長 宮田 博之氏 - 視察報告 (16:40〜17:20)
「欧州における環境保護の現状とエコプリント2012」
講師 社団法人 日本印刷産業連合会
企画推進部 国際担当 石橋 邦夫氏